部 門 紹 介

看 護 部

その人らしさを尊重した「おもいやり」の心

相手の気持ちが感じられる感性を身につけ、「自分が患者さんだったら」「私がご家族だったら」という視点で統合失調症や認知症、気分障害、高齢者の身体面の看護に日々奮闘しています。

「人権を尊重した医療」の病院理念に基づき、その人らしさを尊重したおもいやりの心で質の高いケアを提供するとともに、個々のニーズにあわせた看護のできる人材育成に努めています。

子育て世代も働きやすい環境

看護職員は子育て世代が多く働いています。24時間体制の託児所を完備していますので、急な発熱など、子供さんに何かあった時にはすぐに駆け付けられるので安心して利用できます。

産休や育休が取りやすく、復帰後の勤務時間や夜勤免除など、様々な工夫をして働き続けられる職場・働きやすい職場作りに取り組んでいます。

看護職員の負担軽減及び処遇の改善のための取り組み及び計画

当院では看護職員の負担軽減及び処遇改善のため、下記の項目について取り組みを行っています。

1.勤務環境・処遇の改善
項 目 取り組み

配慮した勤務表の作成と適正配置
適正な人員配置と状況に応じた調整で時間外が発生しないように配慮 ・週40時間以内で連続勤務5日までとする
・月1回以上暦日の休日確保
・業務に必要な研修棟は勤務の扱い
・交代勤務者の勤務終了後の勤務の開始時刻の間が11時間以上
・欠員や業務の状況に応じた部署間の応援

看護職員と多職種との業務分担
薬剤師 ・病棟への払出し(点滴、注射等を患者単位で準備)、薬剤の一包化
・服薬指導、持参薬の管理
リハビリ職種 ・入院に伴うADL低下時の改善リハビリの実施(PT)
・リハビリ室への患者送迎(PT)
・ADL自立や介助量軽減を図る(OT)
地域連携室 ・退院後の生活相談並びに退院支援相談
・他医療機関との転入院
・診察予約の調整
管理栄養士 ・患者の状態に合わせた食事形態や濃厚流動食の種類、量の提案
・セレクトメニューの聞き取り
その他事務 ・病棟業務で取り扱う書類の整備
・物品の購入及び管理
・各種ワクチン接種案内

看護補助者の配置
看護補助者の増員 ・日中・夜間の看護補助者の増員
・タスクシェアの促進

看護補助者の配置
多様な勤務形態での雇用で看護職員の採用を促進する ・多様なニーズに対応した細やかな勤務形態の導入
(時短勤務 夜勤免除等)

妊娠・子育て中、介護中の職員に対する配慮
院内保育 ・子が小学3年生まで利用可。就業と育児両立の支援
・リフレッシュ利用等ができる制度の推進(検討中)
夜間保育の実施 ・夜勤への就業と育児支援
夜勤免除 ・子が小学校就学の始期まで希望及び届出により取得可能
所定労働時間の短縮 ・育児時間制度(1日2回、各々30分)多様なニーズに対応
他部署への配置転換 ・出産・育児事由としての本人からの要望による配置転換への対応

夜勤負担の軽減
夜勤従事者の増員
連続夜勤の上限設定
・夜勤専従者採用によるその他の夜勤従事者の負担軽減
・連続による夜勤は2回に設定
・夜勤明けの翌日は原則休み
・個人の希望に配慮した夜勤勤務回数への配慮

メンタルサポート
・1年に1回のストレスチェック実施
・臨床心理士による面談(希望時)
2.看護職員と他職種との業務分担
項 目 取り組み
病棟内環境整備 ・病棟内清掃業務を一部業者委託し業務軽減
洗濯物取り扱い ・業者委託し業務軽減
患者の移送・移動 ・担当看護師の指示のもと状態が安定している、軽介助での移動が可能な患者の移動・移送については看護補助者が行う
身体の清潔ケア
日常生活援助
・看護師が主として実施
・看護補助者は看護師の指示のもとで実施
3.看護職員と他職種との業務分担(各部門別)
項 目 取り組み
業務分担推進委員会 ・年1回以上開催 ・重要な課題が発生した場合には、週1回開催の連絡会議内にて随時「委員会開催」とする
薬剤科 ・病棟への払出しは、点滴・注射等を患者様単位で準備、服薬指導、持参薬の管理や病棟常備薬の薬剤管理、薬の一包化業務を担うことにより、看護師の負担軽減を図る
医療福祉相談科 ・退院後の生活相談並びに退院支援相談、他医療機関との転入院並びに診療予約の調整を行う事で看護職員の負担軽減を図る
リハビリ科 ・入院に伴うADL低下に対しリハビリを行い、介護量の軽減を図る
栄養課 ・患者の状態に合わせた食事形態や、濃厚流動食の種類、量の提案、セレクトメニューの聞き取りを行い、看護職員の負担軽減を図る
事務部 ・病棟業務で取り扱う書類の整備、物品の購入及び管理、各種ワクチン接種案内等、業務の合理化を図り、看護職員の負担を軽減する

看護部理念

『 おもいやり 』

相手の立場で
観ていますか
話していますか
考えていますか
研鑽していますか

看護部方針

・個人の尊厳を守り、人権を尊重したおもいやりのある看護を提供します。

・事故防止や院内感染防止に努め、安全な療養環境を提供します。

・他職種と連携し、効率的なチームワークにより治療環境と社会復帰を支援します。

・自律した専門職業人を育成し、質の高い看護サービスを提供します。